エンリル

SR エンリル †

エンリル
レアリティ
SR
属性
風
MaxLv
70
タイプ
アタックType
MinHP	MaxHP
180	900
Min攻撃力	Max攻撃力
1452	7260
解放ウェポン	得意ウェポン
嵐斧エ・クル	斧
バースト/アビリティ
種類	名称	習得/+化Lv	使用間隔	効果時間	スキル効果
バースト	エンプレスアウォード	-			属性ダメージ(大)
	エンプレスアウォード+	第３段階限界突破により解放される			風属性ダメージ(大)★性能UP
アビリティ	ロードシムーン	-	6T		敵全体に1.5～2倍風属性ダメージ
	ロードシムーン+	45	6T	-	敵全体に2～2.5倍風属性ダメージ
	モナークシルト	-	6T	1T	自分への全ての攻撃を無効化
	モナークシルト+	65	6T	1T/3T	自分への全ての攻撃を無効化/攻撃アップ
	スプリームギブリ	35	6T	3T	自分の風属性攻撃・急所攻撃確率アップ
アシスト	アルティメットメラム	-			攻撃アップ
フレーバーテキスト
幼少期の経験により権力にこだわりを持ち、一時は女王 にまでなった神姫。未だに強い支配欲と傲慢さを残す。

ハーレムエピソード †

全体絵 †

雑感 †

• 性能と運用
  キュベレー［魔力解放］から防デバフやHP回復、連続攻撃といったSSRとしての強力な要素を無くし、
  シンプルに無難なSRアタッカーとして再構成したようなアビリティ構成。手抜きとか言うな
  特に3アビは解放キューと完全に同じ能力を持っており、効果量は半分だが再使用が6Tとキューより短い。
  属性アップであるため攻撃アップと重複するので、風のSSRであるティターニアとも相性が良い。
  連続攻撃はないものの、素の攻撃力は一応上から数えた方が速く、風SRでは唯一の7k超え神姫（SR全体では14位）である。
  
  

• アビリティ考察
  • ロードシムーン
    オーソドックスな全体攻撃。+化で威力が上がる。
    Rの単体攻撃並みの倍率になるので週クエ等の雑魚には有効だが強敵相手には強みに欠ける。
    シムーンとは主にサハラやアラブ地域といった砂漠でみられる熱風を伴った強烈な砂嵐の事である。
    人間や動物があっという間に窒息や熱射病を引き起こす事から、元々の名前は『毒の風』を意味する。
    大規模なものになるとあらゆる生物に抗う術を与えずその命を奪う。
    
  • モナークシルト
    1T完全無敵。連撃や異常状態も防げる。
    シルトとは泥やそれが集まった岩の一種。和訳すると『領主の泥』となる。
    エンリルが持つ、神々の運命が記されているという天命の粘土板トゥプシマティからか。
    
  • スプリームギブリ
    風属性攻撃、急所攻撃を上昇させる。（急所は弱点相手のみの効果）
    それ以外に対しても風属性攻撃だけでも上げておくと役立つ。
  • エンプレスアウォード
    バースト技である。
    エンプレスは皇后であり、アウォードは（裁判などにより）与える、または許すという意味。
    アビリティの技名とはこれだけやや毛色が違う。
    
    

• その他
  +

  元ネタなど

  元ネタはメソポタミア神話における最高の権力を持つ神にして風と嵐の神。
  随獣はみんな大好きアンズー。
  天空神アヌと女神キから生まれたのがエンリルであり、その弟であるエンキ（エア）である。
  この世に人間を作り、人間につるはしを与えた神であり、国を治める権力を与える神の王であるが、
  そもそも人間を作ったのは神々の仕事を肩代わりさせるため（つまり奴隷にするため）であったり、
  自分で生み出したくせに人間に対してはまったく情がなく、しまいには人間達が立てる音がやかましいと怒って、
  干ばつや疫病、果ては大洪水を起こして人間を滅ぼそうとする非常に自分勝手な破壊の神でもある。
  ゲーム中での横暴な態度はこの辺に由来するところが大きい。
  ただし、元々の信仰としては洪水による肥沃な土や風（雨）の恵みを与える神である。
  こうした暴力的な面の習合には神への信仰を高度に政治的に利用するための思惑が含まれており、
  エンリルがそうしたのだから仕方がないのだと民を納得させるための方便のためだったと推測される。
  
  また、シュメールからバビロンへ続く数々の神話の中においても、問題行動が非常に多く描かれており、
  人間に対してのみならず、神々の間でも横暴な態度をとり、問題を起こすことも多い。
  かの有名な『ギルガメッシュ叙事詩』においてフンババを遣わしたり、エンキドゥを神の意で殺したのもエンリルである。
  そして大抵人間をこれらの災厄から守るため助言を与えるのがエアであり、よく意見が衝突する。
  
  中でも最大の問題行動は、妻となる女神ニンリルをレイプして孕ませるという行動だろう。
  エンリルは神々の指導者であっても天の法から逃れられず、神々によって冥界へと落とされてしまうのである。
  ニンリルは彼を許し連れ帰るために冥界に赴くが、冥界から戻るときは誰かを身代わりにしなければいけない。
  そこで新たにヤって子供を作ってそれを身代わりにするという離れ業で二人仲良く冥界から帰還を果たす。
  そこで身代わりにされた子の一人がネルガルである。
  ちなみにシュメール期のエル・ナンム法と呼ばれる法でも、『処女を強姦した男は死罪』と明記されており、
  エンリルの冥界行きの逸話はその価値観を補強するためのものであったと思われる。
  メガフロンティアにこの法があったらANTは何回死ぬことになるのだろうか
  
  なお、神話が伝えられている地域にもよるが、
  シャマシュ、イナンナ、ナンナル等は全てエンリルの子である場合がある。
  
  

セリフ集 †

コメント †