ナンナルは
ティアマト等と同じメソポタミア神話の神様であるが、
古代メソポタミア当時の神格としては「シン」という名前の月の神である。
これは神話そのものはアッカド語で伝わっているためであり、
元々の神話の元となったシュメール語では「ナンナ」として伝わっていたものである。
では「ナンナル」はどこから来たかというと、
シュメール語の「ナンナ」をアッカド読みしたものが「ナンナル」なのだとか。
ええいめんどくせぇ。
ゲーム中の月を模した髪飾りはシン=ナンナが同一のものというあたりに由来する。
なおシュメールでは、最高神
エンリルの最初の子がナンナであり、ナンナの子がウトゥと
イナンナである。
これがアッカドになると最高神ベールの子がシンであり、その子は
シャマシュとイシュタルである。
と、このように本来であればただのRで収まるような神格ではないのだが、
ナンナルはアッカド読みではあるが、アッカド語の神話ではシンとして伝わっているので、
全く別の分神という扱いで登場したのかもしれない。
まぁ明らかにレアリティおかしいキャラはほかにもいっぱいいるが……